ウェルカムドール、最初は完全手作りを目指していました。
しかし、冷静に考えたら私は裁縫が嫌い。
ハンドメイド作品を販売してる人間の発言とは思えませんが(笑)。。。
裁縫自体...特にミシン。
足でペダル調整しながら手を動かす、というのが どうも不得意で(似た理由で車の運転も苦手。ピアノなんか弾けません)、
家庭科の授業で生地と親指を爪ごと縫ってしまった小学生時代から 軽くトラウマになっていて、どうも苦手なのです。
ギリギリ手縫いなら大丈夫。
いやいや、そんなペースじゃ絶対私の事だから間に合わない!
葛藤した挙句、
服だけは作ろうそうしよう。が落とし所になりました。
ベースになるぬいぐるみは、スクラッチにしました。
猫にするのは外に出る時には服を着るレベルに当たり前に決めていたことで、
私はグレー、旦那氏はハチワレ。
お互い好きな柄の子を選びました。
スクラッチシリーズはめちゃくちゃ目つきが悪いぬいぐるみなんですが、そこが可愛い。
ぶすっとした顔が、根っこがやさぐれている我々ぽくもあるかなと思いまして。
しかし ぬいぐるみの服といえど 手縫いで根気よく作るには気分的に果てしなく(本当に苦手なんです)、
シュシュ用に買った簡易ミシンを泣く泣く引きずり出し...
これが大人の女かというぐらいに ただのミシンの一挙一動にビクビクしながら 何度もトライ&エラーを繰り返して作ったのがこちらです。
むすー。
何回も縫いなおした部分もあるし、
見えないから妥協した部分もある。
2人の性根を忠実に表した表情。
...ひねくれ可愛いですでしょ?
縫い目が酷くガタガタな以外は無駄に拘った後ろ姿。
ネックレスは星のアジャスターを付けたり、バックリボンで締めたり。
しっぽ穴も。
...これが私の限界です(笑)!
ただ、だんだん縫いなおしを繰り返していく内に微々たるレベルでマシになってきて、後半は若干スムーズでした(妥協ラインが開始より低くなったとも言う)。
型紙は、
ことろさんの無理型紙をスクラッチサイズに試行錯誤しながらアレンジして作りました(胴が ぐいーんと長いので...)。
アクセサリーに関しては腐っても作家の端くれなので、手持ちパーツでサクッと作りました。
造花ブーケとラメパールのネックレス。
後からバラして材料に戻せるように...と打算的な作り方をしましたが、せっかくですし、そのままにする事にしました(笑)。
会場では受付後に高砂のサイドテーブルに飾って頂きました♡
果たして、何人が気づいてくれたか分かりませんが
完全に自己満足のウェルカムドールでしたが、達成感とちょびっとの自信、多少なりとも経験値にはなった気がします。
今は保管中。
引越ししたら(予定は未定)飾るつもりです♪