とは言え、お金が潤沢にあるわけではないフリーターの身です。
妖怪オカネダイスキーの私が、結果が出るかも怪しいエステに大金を払える(勇気を持てる)訳がありません。
しかも 内弁慶。
強引な勧誘でもされた日には、容易く契約をしてしまいそう。←自己不信過ぎる
美の世界に全く無頓着な私が、とりあえず見たのは ホットペッパー。
pontaも貯まるからね!クーポンもあるし!大事だよね!
物凄く眉間に皺を寄せつつ「エステ」の項目と睨めっこすること数時間...。
個人エステで、ホームかアウェーかといえば完璧にホームの関内にあるではないか。
しかも「勧誘無し、都度払い制」!
これなら勧誘されないで帰れる(契約しないと帰れないと思っている)!
もう そこを見つけてからは、即時予約。
なぜなら、ここで保留にしたら私はあと1週間はお店探しを延々と繰り返すからです。性格上。
そして当日。
普通の人ならかなり身構えそうな 関内でも割と外れの、日本人がだいぶ少ないエリアにふらりと向かう。
逆に横浜✨とか桜木町✨みたいな繁華街より はるかに気楽です。
というのも、学生の頃 学校帰りに毎日のように入り浸っていたゲーセンのある地域なんです。
当時と大して変わっておらず、醸し出している空気は悪いですが 危なくないのを知っているので 何ら抵抗は無いのです。
とか書いておきながら申し訳ありませんが、
地図に書かれたマンション。
エントランスに入ると、よくある各部屋の郵便受けがありまして、
それが何故かダイナミックにぶっ壊されていて。
端から端までバキバキ割れたり欠けてたりと大破しており。
まあ無事な物もありましたが。
「あれっ...ここ...大丈夫...?」と思わせる入口だった事だけは記しておきますね。
さて。
ビクビクしながらエレベーターに乗り、ドアベルを鳴らす。
少しして エステティシャン然としたタイトワンピースに身を包んだ細身のおばさま(先生)が「いらっしゃ~い!」と笑顔で出迎えてくれる。
室内は、マンションだけど 余計なものが無くて生活臭はせず、
メニュー表とか、メカメカしい体重計のすごい版みたいのとかがあって いかにも個人のお店という感じ。
まずソファに腰掛けて言われた事は、
先生は韓国人なので 日本語は出来るけど、敬語がうまく使えなくて下手だけど怒らないで欲しい、ということ。
全然気にしませんよー!大丈夫です!と伝えてからカウンセリング。
腹から下はドレスで見えないから、
背中をピンポイントでやることになりましたよ。
先生が言うには、背中は割と落ちやすいらしい。
「こんな 汚いマンションでやってるけど、設備は最新のだから!」と 誇らしげに 何をされているかわからないけど うつ伏せ半裸の状態で説明を聞く。
どうやら、最新の痩身メカを使っているらしく 大手エステだと、全く同じ機械と施術で3~2倍ぐらいの代金を取られるらしい(後で調べたら本当でした)。ほへー。
背中を、ヘッドスパみたいなグリグリのついたパッドで延々とごりごりされる(感覚のみの感想)。吸盤みたいな感じもあるなあ。
割と痛いとこもあって、そういう所は血行が悪い所なのだそうで。
60分のコースの所、今日は暇だからと20分余計に施術してくれて、ついでに「せっかくだから♪」とEMSサウナみたいな機械を使ってくれて、2時間がっつりの施術に汗だく。
そしたら、ここマンションだからお風呂があって。
「汗流してね~☆」シャワーに通されました。
何か追加料金取られたりしないよね?!とカチコチだった私も、
完全なマンツーマンだと分かったら 少し安心して 気づけば人の家(お店だけども)シャワーを浴びている...(笑)。
さっぱりした所で、お支払いな訳ですが、
「多分、今日だけでも背中スッキリしたと思うけど、個人的には式の直前まで続けたほうがいい気がする」とだけ言われまして。
好きな頻度でいいから、来れる時に来てみたら?と。
ただ、クリスマスやら棚卸しでコンスタントに来れないというのを伝えたけど、
「もし続けたら、見てわかるくらい変わりますかね...?」って聞いたんです。
他所のエステの額は正直払える自信が無かったけど、ここは体調不良で病院ジプシーしてた頃と払ってた額と、金額的には変わらなくて。
答えは、
「努力しないで痩せるのは無理。私が出来るのその手助け」
と。
「背中に関しては、私の30年のキャリアをかけて、絶対に結果出す。約束する」と言われまして。。。
勧誘は確かにされませんでした。
単に、私が欲を出してしまっただけです。
正直、ちょっとびっくりした(笑)。
ちなみに、帰宅して背中は真っ赤~どす黒。
カッピングの効果もあるから ビックリしないでね!とは言われてたけど、変色ぶりが半端じゃない。
これ大丈夫!?ってぐらいに内出血が酷かったけど、
その赤みが無くなってからは 肩こりや疲れが嘘みたいに激減したのでした。